黒野匡彦の発言 (運輸委員会)
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○黒野政府委員 今回の制度を仮に航空事業者の立場に立って考えた場合に、非常に各社とも相手がどう出てくるかということを考えて深刻に受けとめた制度であります。
例えば、日本航空なりJASなりの立場からしますと、全日空が今まさに先生のおっしゃったシェアの高いのを理由に、原因というか武器にして、どんどん安い値段で対抗してきて、JALなりJASが市場から撤退するのをねらうとかいう見方もあるし、逆にANAにしてみれば、後発であるJASが思い切った運賃で市場を混乱させるのではないかということで、それぞれ非常に立場によって見方が違います。
ただ、先生おっしゃった下限運賃が果たして本当に将来に向かって必要かどうかということは、まだ個人的な考えでございますが、私は検討課題であると思っています。これは、私ども常々申し上げておりますが、今の制度が果たして完璧であるかどうかということは断言はいたしません。やってみた結果、手直しが必要ならば、それはその都度変えることはやぶさかではございません。