池田要の発言 (科学技術委員会)
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○池田説明員 御説明申し上げます。
ただいま新技術事業団が、従来行っております基礎的研究の代表例でございます創造科学事業におきまして、これは卓越した研究リーダーのもとに産学官それから海外の優秀な研究者を組織の壁を超えて一定期間組織し、かつその当該リーダーの判断のもとで研究の進捗により計画を随時変更できるといった柔軟なシステムを特徴としているところでございます。
こうしたユニークな研究システムにつきましては、これまでこの成果といたしまして、一千件を超える特許出願、それから五千三百件余りの研究発表が行われているところでございますし、この成果につきましては、世界的にも評価の高い科学誌でございますネーチャーにも八件ほど、それから米国の科学誌のサイエンスといった雑誌にも七件ほどの論文が掲載されてございます。このような研究システムそのものにつきましても、こうした科学誌等によりまして非常に高く評価をしていただいておるところでございます。
また、アメリカの全米科学財団もこのシステヘにつきましてこれまで二度にわたって調査に訪れるなど、海外でもそれだけの注目を浴びているというふうに考えているところでございます。
このような例を御紹介申し上げましたけれども、こういったシステムは大きな成功をおさめていると私どもでは認識しているところでございまして、今後ともこのような柔軟性、こういう長所を最大限に生かして我が国の基礎研究の推進に努めてまいりたいと考えているところでございます。