原田昇左右の発言 (科学技術委員会)
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○原田(昇)委員 行政改革の一環として公務員の定員削減が進められているわけでありますが、国立研究所では、定員削減が結局補助員とか技能者を削減してしまうというようなことになってきておりまして、その結果研究者が、本来研究補助員がやるような仕事、いわば雑用に近いもの、あるいは機械の準備、修理、そういったものまでやらざるを得ないということで、本来の研究が非常に
おろそかになる。
欧米なんかで見ておりますと、語学の差もあるかもしれませんけれども、ともかく女性の秘書が先生の言うことを、全部さっとたちどころに論文になって出てくるわけですね。そういう研究補助員という制度がうまく運用するかしないかによって研究の能率が物すごく違うというように思うわけです。この前我々も理研に行ったときに、所長さんからその点を何とかしてほしいということを頼まれました。今のようにシーリング制度でやっていくと、もうだんだん補助員が削減されてしまうというようなことであります。
そこで、今度研究支援者を雇用して、国立研究所のそれぞれの研究所に支援者チームを派遣するという制度を今度の統合事業団でやろう。新技術事業団でやっておったんだな。それを今度統合でさらに拡大していこう、こういうようになったことは大変喜ばしいことだと思います。
どうも聞いてみますと、平成七年度はわずか六十六人、平成八年度が百三十人の予定だというように聞いております。国立研究所の研究者の総数は九千人おるわけでありまして、それに比べると大変微々たるもので、せっかくいい制度があるのだけれども、これでは余り効果が上がらぬのではないかなということを恐れるわけであります。
一種の人材派遣業ですが、定年退職で熟練技能者が退職される場合もあるでしょうから、少しこれを広げていただいて各研究所に派遣していただくということは非常に大事なことだと思いますので、もっと大幅に拡充すべきだと思いますが、いかがでしょうか。