正村公宏の発言 (規制緩和に関する特別委員会)

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○正村参考人 簡単に申し上げます。
 私は、著作物、新聞等を含めて著作物について、その価格、再販売価格維持制度を維持する根拠は希薄であると思っております。
 それで、市場にゆだねる、自由な競争にゆだねるということにはそれに伴うコストがあります。いろいろなコストがあります。それについては一々申し上げませんが、安いものが、競争が行われているという状態の中で、私たちはできるだけ安いお店を探し回るという行動をとらざるを得ない、それも一つのコストでありましょうし、カットスロート・コンペティションといいますが、相手を倒すまで値下げをする、そういう行動に出る人がいないとは限りませんね。
 市場原理にゆだねるということは、初めからコストがあることはわかっているのですが、そのコストがあるからという理由で、著作物に関してだけ価格の自由な競争を排除するという原理は私は見当たらないと思っております。
    〔野田(佳)委員長代理退席、委員長着席〕

発言情報

speech_id: 113604019X00819960522_017

発言者: 正村公宏

speaker_id: 10584

日付: 1996-05-22

院: 衆議院

会議名: 規制緩和に関する特別委員会