西村吉正の発言 (金融問題等に関する特別委員会)
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○西村政府委員 まず第一に、日本の不良債権の現状といわゆるディスクロージャーの問題でございますが、私ども、最近この問題については努力を重ねておりますものの、しかし、従来必ずしも十分とは言えない面もあったと存じます。
例えば、当初、二年ほど前には、不良債権額と申しましても、大きな銀行の破綻先・延滞債権の額を公表するというようなことにとどまっておりました。しかし、現段階においては、そのようなことでは必ずしも外国の御理解が得られないということで、先ほど申し上げましたように、協同組織金融機関まで含めたところの日本の預金受入金融機関全体の、かつ金利減免等債権まで含めました不良債権を公表するに至っているというようなこともございます。したがいまして、最近に至りまして、日本の金融情勢というものを以前に比べますとより御理解いただいているのではないかと考えているところでございます。
なお、先ほどお尋ねの大蔵省からのアタッシェでございますが、ワシントンのアメリカ大使館には四名、ロンドンの英国大使館には三名、ベルンのスイス大使館には一名の出向者がおります。こういう人々あるいは本省から派遣された人間を通じまして、むしろ個々の金融機関とか個々の出版社ということではなくて、広くアメリカあるいはヨーロッパの方々に日本の金融情勢をより御理解いただくような努力は常々心がけているつもりでございます。