加藤六月の発言 (金融問題等に関する特別委員会)
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○加藤(六)委員 恐らくそう言われるだろうと思うから、私は、一体金融機関は何のためにあるんだ、だれのためにあるんだ。そして我々が金融不安を起こしてはならない、金融システムの安定が必要である。だれのために必要なんだ、国民のため、国民経済発展のためでしょう。
そして、一番こういうときに議論しなくてはならぬのは、つめの先にともしびをともして稼いだ金という言葉がよくあるんですが、刻苦精励して、使いたい物、食べたい物、行きたいところも行くのを我慢しながら貯金したその貯金を、預金を守っていきたい。それは、老後の自分の生活のために、子供のために、孫のために、いろいろな理由があるでしょう。
その根源にあるのは、政治が考えなくてはならないのは、もちろんもう私が申し上げるまでもない、国民の生命と財産を守る、これが政治。そして、我々がこの国会の場で、ここで議論するのは、預金者を守るということ、貯金者を守るということであります。預金者、貯金者を不安に陥れてはならない、ここに国会の議論が集中してきておるのです。
銀行局長、昭和四十六年二月五日、預金保険法案が初めて当院の大蔵委員会にかかりました。あなたはその速記録を読んだことがありますか。私は当時国会議員でありました。去年の二月、改めて全部を読ませてもらい、主なところは全部コピーをとりました。同じく参議院の委員会の速記録、附帯決議もそうであります。あなた方の大先輩、近藤局長がいろいろなことを答弁し、当時の我々の先輩、同僚が熱心に質問しております。お読みになったことがありますか、速記録。