安倍基雄の発言 (金融問題等に関する特別委員会)
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○安倍(基)委員 冒頭でありますが、先日北側委員からの質問で資料要求の、資料というか覚書といいますか、今度の、ノンバンクと住専とは同じだけれども、何で住専だけに公的資金を導入するのかということについての統一見解を文書で提出してくれという話になったわけでございますが、文書は参りました。
この点につきましては、これでは全く不十分である。この点につきましては、北側委員が恐らく五日の日でも改めて立っていろいろ論議するということになると思いますので、きょうは触れないでおきます。
まず、この前、総理に、かつての決定が長い目で見て、後から考えてみて果たしていい決定であったかどうかということについて我々はよく考えねばならない、現在において行け行けどんどんとやっても、これを振り返ったときに果たしていい結果をもたらすかということについて十分考えねばならないという一点を申しました。すべての政策は長期的な見通しの上にやらないと、国家国民に非常に大きな災害をもたらすという点でございます。これとともに、私は、長期的見通しとともに必要なことは国際的な視野における決定だと思います。
この二点をまず中心にして考えておりますけれども、余り時間が、私は五十九分、一時間でございますから、二時間ゆっくり質問する予定の題目を若干はしょりまして、まず最初に、この金融四法と住専法案と大きな矛盾を持っておる、対立を持っておる。同時に提出する、まあ住専法案だけのときは我々はこれはどうかということでございましたけれども、金融四法が出てきて、まさにはっきりした矛盾が出てきたわけでございます。
二つの矛盾を私は指摘したいと思いますけれども、一つは、いわば金融四法においては法的手続というものを前面に押し出している、ところが住専処理はそうではないという点が一つでございます。
それからもう一つは、住専法案を提案するときに、いわば金融システム安定のためということを言われました。しかし、そこで言われたのは、最終的には非常に系統が弱い、そこの預金者がどうなるのかということに問題が収れんされたわけでございますけれども、私はこの貯金保険法を見ますと、保険料は、預金保険が七倍というのに二・五倍となっておりますね。これはどういう理由でございますか。例えば相援制度があるとか、そういったことが含まれると思いますけれども、それについて農林大臣の御答弁をお願いしたいと思います。