安倍基雄の発言 (金融問題等に関する特別委員会)

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○安倍(基)委員 私の記憶によりますと、数百億の系統からの貸し付けがあったわけです。そのときは完全プロラタ方式でやっておるんです。つまり、そういう事例が既にあるんです。ただ、今回の場合には、金額がべらぼうに多いというところから、みんなの協議が成立しないで、法的処理にいくのは嫌だ。そこで、こういう話し合いというか、それぞれの分担を行政が介入して決めて、最後の最後で、本来は系統にこのくらい負担してもらいたいと思われるところが急に半分になった。
 大臣、もう一遍繰り返しますけれども、第二次損失を二分の一国庫負担にした根拠、そして似たような問題が起こったときにこういうことがあり得るのかどうか。六千八百五十億はまだまだいわば入り口です。第二次損失というかもう少し先の、これは地価が下がっていけば必ず第二次損失はふえます。単純な話です。ノンバンクの債権もどんどん不良化していきます。そのときに、二分の一国庫負担という原則を打ち出したことは、これはほかに絶対に使われないのか、今後使われる可能性があるのか。
 大臣は、ノンバンクには公的資金は導入しませんよと言われました。しかし、先々になって、例えばノンバンクにおける系統の焦げつきがべらぼうにふえてくる、あるいは信用組合の焦げつきがどんどんふえてくる、そういうときに、私は、繰り返すようでございますけれども、この問題が最終局面ならいいんです、入り口で公的資金を導入し、かつ二分の一国庫負担というルールを打ち出すということの危険性を言っているんです。ここは、長い目で見てこの決定がいいかどうかということのいわば大きなポイントになるんです。
 もう一度お聞きしますけれども、二分の一国庫負担の理由づけと、今後そういった損害が生じたときに、そういう損の分担のときに、恐らく前例とならざるを得ないと思いますけれども、この辺を、まず最初に根拠のことをはっきりお聞きしたいと思います。どういう根拠で二分の一になったんですか。――大臣に、基本方針ですよ。

発言情報

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発言者: 安倍基雄

speaker_id: 15834

日付: 1996-06-03

院: 衆議院

会議名: 金融問題等に関する特別委員会