安倍基雄の発言 (金融問題等に関する特別委員会)
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○安倍(基)委員 私は事務当局をそう責める気にならない。というのは、最後の段階でもって公的資金導入を決めた。そうすると、銀行が実は黙っちゃいなかったと思うんですよ。というのは、いわゆる母体行は全額放棄、一般行は大体債権に応じて放棄する、その方向でいくと、やはり系統が要するに荷が重いものだから、わざわざ、第二次損失を含めた形で一般行の放棄分を決めておきながら、それで第一次損失だけにして系統の部分を少し少なくしたんだ。そういういろんなことをやっておいたところを、いわば最終段階でもって半分国庫負担になった。これでは金融界がおさまらない。第一次スキームも壊れかけた。そこで、ではもし万が一出たら、二分の一負担しましょう、それだけの根拠なんですよ。何も根拠はないんですよ。何で二分の一なんですか。何で三分の一じゃないんですか。
こういうヤマカン的な、二分の一国が持ちますよなんて、こういうコミットしたのが先にどう響くか。今でこそこの分だけに限っていますよと言っておりますけれども、どんどんと信組がつぶれ、ノンバンクがもしつぶれた場合に、言っていられるのかどうか。
例えば、ノンバンクに公的資金を導入しませんと大臣が言った途端にジャパン・プレミアムが上がったという話もございますけれども、いずれにいたしましても、原理原則のないやり方をするとこれは本当に後になって後悔するというか、かつての一つの政策が今から考えると間違いであったと思われると同様に、後から振り返ってみると大きなミスをしたということになりかねない。
大臣、今事務当局が、要するに、できるだけ損害をふやさぬようにしますよ、最後二分の一にしましたよ、これは論拠になっていないのですよ、はっきり言って。二分の一にした理由がわからない。これは両方納得させるためにしただけの話です。六千八百五十億の根拠があいまいであると同時に、何か二分の一という根拠はあるのか、私はここでもう一遍大臣に聞きます。簡単でいいです。もう時間もございません。