黒野匡彦の発言 (決算委員会第四分科会)

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○黒野政府委員 先生御案内のとおり、今空港整備は空港整備特別会計という別の会計で処理をさせていただいております。平成八年度、本年度を例にとりますと、その中の歳入の構成は、いわゆる一般公共のお金、これが約二五%、四分の一でございます。それから、空港使用料が約四〇%に達しております。それ以外に借入金が二三%、こんな率になっております。
 このうち空港使用料につきまして、大変諸外国に比べて高いという御批判を賜っておりますし、私どもも高いと思ってはおります。ただ、これはまさに今御指摘のとおり、我が国の特殊事情もございまして、ただ単にこれを下げればいいということではございませんで、空港整備全体のペースとの関係でこの空港使用料をどうするかというのは、極めて難しい問題だと思っております。ただ、諸外国との比較におきまして、これ以上この空港使用料の方に過大な期待をかけるのは難しいな、かように私ども思っているところであります。
 また、借入金につきましては、これは羽田の沖合展開、この事業に特定して投入をいたしております。安易に借入金に頼りますと、まさに将来の高齢化社会のときにそのツケが回ってくるということになりますから、私ども、空港整備特会の健全な運営という観点から、この借入金につきましては従来どおり厳しい姿勢で臨んでいかなければいけないと思っております。
 そういたしますと、結果といたしましてもこの公共事業費、これに対する期待が非常に高まるわけでございます。従来より、関係の方々の御支援も受けまして、この空港整備に対する公共事業費の伸びにつきましてそれなりの実績を上げてきているつもりでございます。本年度におきましても、他の公共事業全体の伸びよりも若干高目でございまして、七・三%増という数字をいただいております。
 ただ、専らこの空港整備の立場からいいますと、これでも決して満足できる額ではございませんから、これからもなお一層この一般財源の投入をふやすという方向で私どもなりに努力をさせていただきたいと思っておりまして、御支援も賜りたいと思っているところでございます。

発言情報

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発言者: 黒野匡彦

speaker_id: 21216

日付: 1996-05-30

院: 衆議院

会議名: 決算委員会第四分科会