荒井広幸の発言 (決算委員会第四分科会)

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○荒井(広)分科員 七・三%増ということで、関係の皆様方の御熱意が実っているものと思いますが、足りる足りないでいえば、私は足りないというふうに思うのです。
 というのは、今盛んに東南アジアの首脳陣が言っていることは、韓国もそうです、マレーシアもシンガポールも、やはり国際ハブ空港を自分たちの手の中に置くことがこれからのその国の繁栄になるんだ、こういうような視点でございますので、これは大臣を先頭に積極的に対応していかなければならないというふうに思って我々考えておりますので、その点、御一緒に理解をいただくように、また国民の皆様にも理解をいただくようにしていきたいということでございます。
 その一つが、先ほど局長から御説明があったように、世界と比べて、特殊事情がありますから、私は確かに高いという気はしますけれども、そういう事情がある、しかしその上で、まあ上げるということはできないわけですから、そういう方法がやはりとり得るべき一つの最善のものであるというふうに考えておるわけでございますので、これについてはやはり国民の皆様方にも十分に御理解をいただく必要があるし、それから世界の方にも御理解をいただかなければならないことでございまして、そういったアピールもまたお願いをしたいと思っております。
 また、大規模な空港整備につきましては、非常一にその経済波及効果が高いわけでございますので、周辺地域は、それらの関係する都道府県ですか、そういう自治体はそれに見合う費用も御負担をいただければまたそこには返ってくる、こういうことにもなるんじゃないかということで、お互いに持ちつ持たれつでやっていく、こういう財源事情のときはそんなことが必要なんだろうというふうに思います。
 安く乗りたいわ、自分はお金は払いたくないわというようなことだけを、今までのようなパイが広がっていく高度成長時代のような発想でやったのではならない。お互いに負担はかかるけれども、お互いに協力し合いながら、一つの方向をいい方向に出していくということだろうと思います。
 その意味で、何といいましてもまさに人が前提に立っての世の中でありますから、人が移動するということで、マルチメディアでバーチャルリアリティーなどということで仮想空間をつくって、旅行に行かなくてもいいようにしよう、エジプトにバーチャル上で、全く電子空間上で実際に行ったような感じをしようというようなこともある意味では行われていますが、やはり本物、実際に行くということには勝てないわけでありますし、そういう需要も強いわけでございますが、人というものが中心になって輸送、航空があるわけでございますので、我々もそういったお互いにというような気持ちで応分の負担をしなければならないというふうに思います。その意味では、一般財源から出すということは私は非常に理屈にかなっていることではないかというふうに考えておる次第でございます。
 また一方で、大臣が冒頭にお話をされましたボーダーレス化ということで、国もそうでありますが、地方も非常にボーダーレス化をいたしまして、それぞれが姉妹都市を世界各国と結んだり、あるいは国際交流協会などをつくって、子供たちを含めての世界との交流を随分進めているわけでございます。また、そういったことが地方振興に非常に役に立つということで、地域振興のためにも空の国際化ということは重要なことだと思います。ハブ空港と同様に、地方空港においても近中距離の国際線を中心とした国際化をさらに進めていく必要があると考えておりますけれども、この点についてはいかがでございましょうか。

発言情報

speech_id: 113604120X00119960530_017

発言者: 荒井広幸

speaker_id: 667

日付: 1996-05-30

院: 衆議院

会議名: 決算委員会第四分科会