橋本鋼太郎の発言 (建設委員会)
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○橋本政府委員 最初に、四国管内のアクセスとなります高規格幹線道路の整備の考え方でありますが、御承知のとおり、四国の管内には、四国縦貫自動車道と四国横断自動車道、それぞれ二百二十キロ、四百六十キロの幹線道路の計画がございます。
四国縦貫自動車道につきましては、現在、徳島-脇町、あるいは川之江-川内七十三キロ、合わせて百十四キロが完成しております。さらに、明石海峡大橋の完成時期に合わせるように、平成九年度末を目指しまして、美馬町から川之江市に至る区間について事業を進めております。しかし残金ながら、この区間につきましては、用地買収の難航と文化財調査に時間を要しているという観点から、当初の見込みを達成するのは大変厳しい状況ではありますが、この区間についても、大変重要な区間でありますので、ぜひ今後早い時期に供用が図れるように進めてまいりたいと思います。
さらに、四国横断道につきましては、高松西-南国間が既に供用開始しております。現在、鳴門と津田東、それから高松東と高松西、こういう区間について事業を進めております。この区間についても、地元協議、用地買収を進めておりますので、用地買収が終わった区間から工事を鋭意進めてまいりたいと思います。この区間についても、大変見通しは厳しいというのが実態でございます。
さらに、津田東と高松東区間につきましては、これは直轄事業で一般国道の自動車専用道路として今整備を進めております。この区間につきましては、着手が早かったという点もあり、平成九年度中の供用ができるのではないかと考えております。
いずれにいたしましても、明石海峡大橋関連の道路整備については、大変重要でありますので、道路公団等にも、さらに一層努力をして完成時期を早めるように現在指導しておるところでございます。
それから、料金についての御指摘でございます。
本四道路の料金につきましては、償還期間内における料金徴収総額が、今までにかかった費用、いわゆる建設費、維持管理費、金利等、これに見合うように定めているものであります。さらに、これは利用者の受ける便益の範囲で定めるというふうになっております。
さらに、この個々の料金決定につきましては、本四公団が、既に供用を開始している区間も含めて、全体の採算性を検討して、当該区間の道路管理者、これは建設大臣でありますが、これとあらかじめ協議して、建設大臣に申請して、認可を受けて決める、こういうふうになっております。
高速道路、本四の料金について、高いのではないかという御指摘は各方面から受けております。そういう意味で、本四公団としても、従来から同数券とかプリペイドカードの導入など、いろいろ努力をしてまいりましたが、さらに料金の上昇を抑制する必要があると我々も考えておりますし、本四公団も考えております。
そういうことで、平成七年度からは、国、地方公共団体からの出資金を拡充しまして資金コストを削減したということでありますし、従来から、建設費を削減しようということで、新しい工法を公団で開発して、これを採用しております。いろいろな工夫を現在しておるところであります。
しかし、先ほど申し上げましたように、もっと利用しやすい料金というのはないのかというのは御指摘のとおりでありますので、今後、明石海峡大橋あるいは多々羅大橋、来島大橋、こういうものが平成九年度、平成十年度に供用を開始してまいりますので、現在、道路審議会におきましても、この本四公団の経営をさらに一層安定する必要もありますし、さらに、この資金コストを低減していく必要があるのではないかということで、公的助成の強化、あるいは償還制度のあり方について御審議を始めていただいたところでございます。今後十分な審議をお願いして、その結果を尊重してまいりたいと考えております。
ただ一点、この料金につきましては、フェリーの料金との比較考量の問題がございますので、こういうものも総合的に勘案して、なるべく使いやすい料金になるように今後努力してまいりたいと思います。