井野忠彦の発言 (交通安全対策特別委員会)
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○井野政府委員 総務庁交通安全対策室長でございます。
海上交通及び航空交通安全対策関係予算につきましては後ほど運輸省から説明がございますので、私からは、お手元の「平成八年度陸上交通安全対策関係予算(案)」に即しまして、概括的に御説明いたします。
まず、平成八年度予算案における陸上交通安全対策関係予算の総額は、冒頭にありますように、一兆七千六百七十二億五千六百万円であり、前年度予算額に比べ二千三百億三千八百万円、一五・〇%増となっております。
以下、大きく五つの項目に分けて取りまとめておりますが、順次資料に沿って御説明いたします。
まず、道路交通環境の整備でございます。
これは、歩道、自転車道、駐車場等の整備や交通管制センターの設置、信号機の改良等に係る施設整備費であります。これらにつきましては、一兆五千八百三十五億七千八百万円と、前年度予算額に比べ二千二百七十四億七千四百万円、一六・八%増となっております。
このうち、特定交通安全施設等の整備の百七十億二千八百万円及び交通安全施設等の整備の二千七百二十五億八百万円は、主として平成八年度を初年度とする第六次特定交通安全施設等整備事業五箇年計画に係る予算であります。
以上のほかに、歩道の設置等交通安全に寄与する道路改築事業、踏切事故の防止を図るための踏切道の立体交差化事業などがあり、二ページ目に参りまして、交通反則金を財源として、道路交通安全施設の設置及び管理に要する費用の一部に充てるため、地方公共団体に対して交付される交通安全対策特別交付金などがございます。
次に、三ページ目に参りまして、地震対策でございますが、平成八年度より陸上交通安全対策予算に含めたものでございまして、地震による道路施設の被害を防止し、震災後の緊急輸送の確保等を図るため、震災点検に基づき橋梁等の道路構造物について耐震性の強化を図るための経費であり、千七百三十五億三千九百万円を計上しております。
二番目の項目は、交通安全思想の普及でございますが、これは、交通安全教育及び交通安全運動の推進等、交通安全意識の高揚を図るための事業に係る経費であり、四億四千六百万円と、前年度比で三千九百万円、九・六%増となっております。これにより、高齢者交通安全実践促進事業、参加・実践型の若者交通安全教育の推進、交通安全母親活動の推進、交通安全フェアの開催、学校教員に対する研修会の開催等を行うこととしております。
三番目の項目は、安全運転の確保に要する経費でございます。
これは、五百五十六億六千七百万円でありますが、交通取り締まり用車両等の整備の項目で、ヘリコプターの減耗更新に当たるものが平成八年度にはないため、前年度比で二十億九千四百万円、三・六%減となっております。これにより、交通取り締まり用車両等の整備、四ページに参りまして、交通取り締まり体制の充実強化、自動車検査登録業務の処理体制の整備等を図ることとしております。
四番目の項目は、被害者の救済のための経費でございます。
平成八年度は千二百六十億二千六百万円で、前年度比で四十六億一千六百万円、三・八%増となっております。これにより、救急施設の整備、五ページ目に参りまして、交通事故相談活動の強化、自賠責特別会計の補助等による交通事故被害者の救済等を図ることとしております。
最後の項目は、その他でございます。
これは、交通安全のための調査研究に係る経費でございまして、平成八年度は十五億三千九百万円であり、前年度比で二百万円、〇・一%増となっております。
以上で、簡単ではございますが、平成八年度陸上交通安全対策関係予算の説明を終わらせていただきます。