浜田靖一の発言 (農林水産委員会)
⚠️ コピーしたテキストを転載する際は、転載元URL(kokkai-data.com)および原典URL(kokkai.ndl.go.jp)を必ず残してください。発言内容の改変・出典削除は禁止です。
詳細は利用規約をご確認ください。
○浜田(靖)委員 自由民主党の浜田靖一でございます。
本日は、国連海洋法条約に関する四法案について御質問する機会を与えていただきまして本当にありがとうございます。こういう機会でございますので、水産関係というのは非常に難しい問題であることは事実でございますし、また、こういう場で議論する機会も大変少なかったわけでございます。しかしながら、この今回の国連海洋法条約の締結というのは、まさに農業のガット・ウルグアイ・ラウンドに相当するような、我が国の漁業に対して本当にインパクトのあることだと私は思うわけでございまして、今回、ここで議論を深めることが大変重要だと思いますので、大臣初め関係省庁の方々にいろいろとお話をお伺いさせていただきたいわけでございます。
現在の我が国の水産業を取り巻く状況というのは大変厳しいものがあるというふうに常日ごろから言われておるわけでございます。そして、つくり育てる漁業ということで、かなり多くの方々からの御意見も出てきておるわけでございます。ましてや世界の食糧状況、特に昨今ではアメリカの穀物の凶作等によりまして政府の方もいろいろな対応をしておられるわけでございます。必然的に世界の人口というのは、これはふえ続けるということを言われておるわけでございます。しかしながら、じゃ現在の食物の需給というのはどうなのかといえば、グリーンベルト地帯がだんだん狭まってきて、砂漠化の傾向があって、なかなか食糧を確保するのが難しい時代が来るのじゃないか、そういうお話もありまして、まさに土地を利用しての食糧確保というものの難しさというものが現状あるわけでございます。私は、この海という大きな、動物性のたんぱく質を我々が得るにすばらしいものが我が国周辺には存在をするわけでありまして、その意味からすると、今回の国連海洋法条約というものの意義というものは大変大きなものがあると思うわけでございます。
その点についてまたお話を伺いたいと思うのですが、今の我が国の水産業というのは、浜値は安いんだが、小売は高い。そして国民の皆さん方も、このごろはお魚よりもお肉の方がいいということで、どうも魚離れの傾向がある。そしてまた昨今は、我が国も大変国土が狭いわけでございますので、埋め立てですとか水質の汚染等で環境の悪化というのはこれは否めないわけでございます。そしてまた漁業技術もかなり進歩をしておるわけでございまして、その意味では、このごろはどちらかといえば政府当局は必然的に資源管理型漁業の推進ということで、いろいろな政策をされておるわけでございます。
しかしながら、どうも漁業者の皆さん方を見ても、そして漁村等を見ても、なかなかこれがはっきりと自分たちの所得ですとかそういうものに返ってこない。そういう状況がここにあるわけでございまして、現在の我が国の水産業に対する現状の認識というものを大臣にまずお伺いをして、また、それとあわせて、今後の水産業の可能性と、そして我が国の、今後どのような方策をとっていけばこうなるというような全体的なお考えとお気持ちをぜひともここでお伺いをしておきたいと思うわけでございます。よろしくお願いいたします。