辻一彦の発言 (本会議)
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○辻一彦君 ただいま議題となりました外国船舶製造事業者による船舶の不当廉価建造契約の防止に関する法律案について、運輸委員会における審査の経過及び結果を御報告申し上げます。
本案は、商業的造船業における正常な競争条件に関する協定を新たに実施するのに伴い、船舶製造業における公正な競争の確保を図るため、外国船舶製造事業者による不当廉価建造契約を防止する措置等を講じようとするものであり、その主な内容は、
第一に、運輸大臣及び通商産業大臣は、外国船舶製造事業者が本邦の船会社等と締結した建造契約が不当廉価建造契約であるか否かについて調査を行うこととすること、
第二に、運輸大臣は、調査の結果、当該建造契約が不当廉価建造契約であると認める場合には、その外国船舶製造事業者に対し、当該不当廉価建造契約に係る船舶の正常価格と契約価格との差額に相当する金額の国庫への納付を通告することとすること、
第三に、運輸大臣は、通告を受けた外国船舶製造事業者を指定することができることとし、指定を受けた外国船舶製造事業者が一定期間内に建造契約を締結した船舶について、その船舶の引き渡しから一定期間、本邦における貨物の積み込み等の禁止を命ずることができることとすること等であります。
本案は、三月八日本院に提出され、四月二十六日本委員会に付託されました。
本委員会におきましては、五月八日亀井運輸大臣から提案理由の説明を聴取し、本日質疑を行い、質疑終了後、採決の結果、本案は全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと議決した次第であります。
以上、御報告申し上げます。(拍手)
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