川端達夫の発言 (予算委員会第八分科会)
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○川端分科員 滋賀県民百二十八万の人、それからふるさとを滋賀県に持つ人にとって、琵琶湖というのはまさに心のふるさとであります。すべてが琵琶湖につながっていると言ってもいいと思います。
若干宣伝をしておきますと、琵琶湖というのは四百万年前にそのもとができた。そして、それは比較的小さなものだったようですが、大地殻変動の中で約四十万年前にほぼ今の原型になったと言われております。それで、数十万年以上前からできた湖で、そこにそこ固有の動植物が生息しているという湖を古代湖とそういう世界では呼ばれているようですが、世界に十カ所しかないという、もちろん日本では唯一の湖であります。そういう古代湖という、そして特定の――ここにちょっとこのパンフレットで、これはビワコオオナマズという琵琶湖にしかいないというナマズですが、そういうものだけでも十数種類いるとか、貝だけでも琵琶湖にしかいない貝というのが二十種類ぐらいいるとか、そういうふうに非常に貴重な財産である。
同時に、世界で十カ所しかない古代湖の中で、周辺に百二十八万人も人が住んで、長年そこで暮らして生活を支えてきた。しかも、その下流域には大都市圏、一千四百万人の人がその水の恩恵をこうむっているという湖は世界に一つしかない。あとはほとんど、例えばバイカル湖、タンガニーカ湖、チチカカ湖、随分大きな湖がたくさんありますけれども、その周辺に人が住んでいるかというとほとんど住んでいないというふうな部分でいうと、まさにこれは世界的な遺産、財産であるというふうに言って過言ではないというふうに思っております。
それだけの大事なものということで、私たちは、滋賀県民だけではなくて国民としてこの財産を守り、そして後世にきちっと、我々も先人から受け継いできたわけですから、それを残していく責任があるというふうに思うのですが、そういう認識に関してはいかがでございましょうか。