田中秀征の発言 (予算委員会第六分科会)

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○田中国務大臣 今回の住専あるいはHIV、いろいろな問題を見るにつけ、情報公開の必要性しいうのはますます痛感しているところであります。これは行革委員会の方で検討を続けているわけですが、広い意味で審議会の公開というのは情報公開の中に入るでしょうが、私は今まで、情報公開という中に審議会の公開というものを頭の中に入れたことはありません。なぜかというと、情報公開というのはあくまでも行政内部の情報の公開であって、審議会の審議の公開はそれは当然のことであって、私は、情報公開、行政内部の話だというふうに思っておりませんから。
 それはもちろんプライバシーの問題、人権の問題、あるいはさまざまな理由によってどうしても開示できないものがあるということは認めるところでありますけれども、原則としては、国民代主が意見を申し述べて、そして意見を集約する場として審議会はあるわけですから、これを過度に隠ぺいするということになると、行政の隠れみのであるとかあるいは腹話術であるとか、そういうふうに言われかねない。行政不信の一つの理由にもなっているわけで、そういう観点から、閣外にあるときも私は審議会の公開を強く叫んできた一人であります。そういう流れの中で、政府としては、閣議決定して審議会の公開に向けて一歩を前向きに踏み出したというところは、五十嵐さんも御承知のとおりであります。
 私も、経済企画庁に来まして、最初はそのことは、すぐに予算委員会に入ってしまいましたのでそれほど念頭になかったのですけれども、審議会の公開がどういう形になっているかということを経済企画庁の事務の人たちに聞いた。まあ閣議決定の線に沿って着実にやっているということは認められるのですが、私から見たら不十分である、そういう感が否めない。したがって、私はもっと踏み込んで、一段の公開を審議会の内容についてするように指示をいたしまして、今経済企画庁内部で一歩進めるための検討をしているところでございます。
 いずれにしても、審議会についてのある意味で
のあり方に対する不信感、内容に対してもそういうものがありますけれども、これが行政不信というものを募らせているという現状を厳しく受けとめて対処していかなければならない、そんなふうに思っております。

発言情報

speech_id: 113605274X00219960301_012

発言者: 田中秀征

speaker_id: 26454

日付: 1996-03-01

院: 衆議院

会議名: 予算委員会第六分科会