亀谷博昭の発言 (運輸委員会)

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○亀谷博昭君 今まで借入金あるいは着陸料、そして着陸料を含めた空港使用料、あるいは一般空港整備事業等々、各項目についてお伺いをしてきましたのは、空港整備特別会計の仕組みあるいは財源構成のあり方というものをそろそろ見直す時期に来ているのではないかというふうに私は基本的な認識をいたしているものですから、とりあえずその各項目についてお伺いをいたしたわけであります。
 そもそもこの空港整備特別会計、先ほど来局長のお話にもありましたが、昭和四十五年に設立されて以来いろんな項目が次々に導入をされてきて今日のような形になっておりますけれども、基本的には当初から利用者負担原則ということでこれは貫かれているわけであります。これは、飛行機がぜいたくな時代であった、ぜいたくな乗り物と考えられていた、またバスや鉄道に比べると一般的な乗り物でないという考え方から利用者負担原則というものがとられてきたんだというふうに言われているわけであります。
 この利用者負担分をふやそうとすれば当然また必然的に運賃にはね返ってくることにもなってくるわけでありますから、したがって当然のことながら、先ほど来お尋ねをいたしましたように、継続的に増収が見込める項目というのは非常に少ないわけであります。空港使用料にはいろいろな問題があるし、また地方公共団体負担金あるいは雑収入はまさに負担金や雑収入でしかないわけであります。あと残されているのは一般会計からの繰り入れと一般財源、こういうことですけれども、一般会計からの繰り入れというのは航空機燃料税からの繰り入れでありまして、これは需要増に支えられて年々増額してきているようでありますけれども、これも性格的には利用者負担と考えられるものでもあります。その反面で、さまざまな空港整備の需要が出てくる。
 そういうことを考えていきますと、しっかりした財源対策をこの辺で考えていかなければならないのではないか。そこで、しっかりした財源対策という意味で空港整備特別会計を見ますと、唯一と言ってもいい自前財源というのはまさに一般財源しかないわけであります。平成八年度予算でも、自前財源の一般財源というのはまさに五千六百三十億円のうちの九・二%、五百十八億円にすぎないわけであります。この辺については、七次空整の中間取りまとめでもいろいろ指摘がなされているところであります。長期借入金は一兆円を超えてきている。さまざまな状況の中で、一般財源の拡充を含めた財源確保というものが今まさに重要な課題として指摘をされなければいけないのではないかというふうに思います。
 このいわゆる真水分、一般財源は少しずつはふえてきているようですけれども、もっと真剣にこれをふやしていくという努力がなされなければならないときに来ているように思いますが、現状をどうとらえ、また今後どうこの一般財源の拡充を図っていこうとされているのか、お伺いをいたしたいと思います。

発言情報

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発言者: 亀谷博昭

speaker_id: 24903

日付: 1996-05-07

院: 参議院

会議名: 運輸委員会