松村龍二の発言 (科学技術特別委員会)
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○松村龍二君 自由民主党の松村でございます。
昨年十二月八日に発生いたしました福井県敦賀市にあります高速増殖原型炉「もんじゅ」のナトリウム漏えい事故につきましては、昨年十二月二十七日に当委員会で調査審議を行い、また本年一月十六日には当委員会として「もんじゅ」サイトにおきます調査を行い、さらに本日、本会議において政府より報告があったところでございます。
今回の事故が私の地元福井県民に対して、従来大変な信頼を寄せていただけに、大きな不安感と不信感を呼び起こしたことはまことに遺憾でありまして、福井県選出の国会議員として福井県民の気持ちを代弁して今回の事故に対する政府の率直な反省を求め、それを踏まえた取り組みをさせていただきたいと思います。
私は、昨年十二月二十七日に行われました委員会におきましては、この「もんじゅ」事故に対する東京と地元との意識のギャップ、あるいは専門家と一般市民とのギャップ、これについて指摘すると同時に、また科技庁が動燃だけのミスであるというふうな態度をとるということについては必ずしも地元県民が納得いたしかねるというふうな御質問をさせていただいたところでございます。
〔委員長退席、理事石田美栄君着席〕
まず、昨年の事故発生直後から科学技術庁の方では事故調査・検討タスクフォースを設置いたしまして、原因の究明作業を実施されてきたところであります。その途中経過について去る二月九日に中間的に取りまとめ、公表されたのであります。
その中で、ナトリウム漏えいを初期の段階で掌握し、火災拡大に至らないように適切に対処できなかったというナトリウム漏えい後の拡大防止については既に相当程度明らかにされました。しかしながら、ナトリウム漏えい発生の直接の原因となった温度計の破損原因につきましては、その時点では特定されていなかったのであります。その後、金属材料技術研究所や日本原子力研究所におきます電子顕微鏡を使った調査などさまざまな調査の結果、温度計の破損原因は高サイクル疲労によるものと判断したとのことでございます。それと並行して動燃事業団でも振動試験などを実施し、また他の温度計につきましても調査していると聞いております。
本日の本会議、また先ほどの局長の御説明である程度御説明があったように承知いたしますけれども、今回のナトリウム漏えい事故の原因となった温度計が高サイクル疲労を起こすメカニズムについて、これまでの調査においてどのようなことがわかっているのか、お伺いしたいと思います。