河本三郎の発言 (科学技術特別委員会)
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○河本三郎君 わかりました。
温度計の破損に加えまして、今回の事故をこれほど拡大させた要因として運転マニュアル類の不備というものが指摘されます。
このマニュアルは、報告書にもしっかりと書いてございますが、概要、フローチャート、そして細目の三部構成から成っておりまして、今回の手動トリップ、すなわちエマージェンシーシャットダウンを行い得なかったのは、フローチャートを正しく理解しないまま細目に従って運転操作したことによるものということであります。
このエマージェンシーシャットダウンを行うか行わないかの選択判断というものは、運転員にとって心理的に極めて重い負担がかかると私は思います。しかし、原発という性格上、緊急時には安全性を最優先にした対応が重要であります。運転員に負担をかけないためにも、マニュアルというものは細部に至るまで整合性がとれたものでなければならないと考えております。このような配慮に欠けていたことは大変残念でありますが、今回の教訓を生かすためにも改めるべきものは改めるという姿勢が必要でありますが、マニュアルの改善について何かお考えがございますか。