佐藤幸人の発言 (外務委員会アジア・太平洋に関する小委員会)
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○参考人(佐藤幸人君) 私も野沢先生の御指摘は全くごもっともで、同感するしかないわけであります。もちろん相互に不可欠でありまして、本当に最後に一緒になってくれればいいわけなんですが、ただ当事者、特に台湾側から申しますと、そうはいっても相手は油断ならないということでありまして、やはり保険は掛けざるを得ないというのが実態であります。
そこで政府が行っているのが南進政策というもので、特に投資に関して言いますと、中国にばかり投資しないでベトナムとかあるいはフィリピン、特にスービック湾の開発には台湾は深くかかわっておりますし、あと最近ではミャンマーもかなり注目されてきています。そういったところに分散してほしいという政府のかけ声に当初はなかなか企業も反応しなかったわけですけれども、今回の件をきっかけに企業側も以前よりはかなり真剣に考えるようになるだろうというふうには一応考えられます。先ほど申しました中では、特に第一のタイプに関しましてはかなり実際に南進と申しますか東南アジアの方へシフトする動きが出てくるとは思います。
ただ、そうは申しましても、やはり最後には一緒になった方がいい仲でありますので、その辺が微妙なバランスでありまして、はっきりどちらへ行くという形にはなかなかならないとは思いますけれども。