椎名素夫の発言 (外務委員会アジア・太平洋に関する小委員会)

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○椎名素夫君 一つ佐藤参考人に、技術なことですが、台湾から大陸への投資というのは地域的にはどういうふうになっているかということをちょっと伺いたいんです。
 それから若林参考人ですが、一国二制と言いますね。一体そういうことというのは歴史上あるんだろうかという気がするんです。一制で二以上というのは、例えばアメリカ合衆国ができたときも、いわば一制十三国というようなことで始まったのがアメリカ合衆国の始まりですね。それから、ソビエト連邦というのはいろんなところを一制のもとに抑え込んでソビエト連邦というのができた。それが崩れると、この制度は嫌だと言った途端にソビエト連邦というのが崩れましたね。どうも一国二制というのは大体無理なんじゃないかと私は思っているんですが、この点を伺います。
 それから、もしそうだとすると、離れる心、政治というのはどんどん進んでいく。それと対置されるのが経済ですが、お互いの関係、相互依存度が深まってしまって、これをほごにするわけにはいかぬじゃないかというようなことが一つの常識として言われております。
 実はこの間、選挙直後に台湾に行っていろんな人と会ったんですが、民間のある人が言いましたのは、台湾の繁栄の基礎というのは大陸と絶縁した状態でできたものであると。その後、大きなかかわりが起きてきたので、自由を捨てるぐらいだったらあのぐらいのものはほうり投げても我々は死ぬわけじゃないというような大変勇ましいことを申しました。この実情と、これは佐藤さんにも伺うべきことかもしれませんが、そういうような感覚についてどうお考えになるのか、お聞かせをいただきたいと思います。

発言情報

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発言者: 椎名素夫

speaker_id: 33221

日付: 1996-04-03

院: 参議院

会議名: 外務委員会アジア・太平洋に関する小委員会