川橋幸子の発言 (外務委員会アジア・太平洋に関する小委員会)

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○川橋幸子君 今までの小委員会の開催状況の様子を御存じかどうですか、学者の先生、さまざまな専門あるいは立場の方が来られて自由な発言がありましたのに比べますと、きょうはお答えがかなり限定的でいらっしゃるだろうと思うので、何を聞こうか大変迷うところです。別に政府側とかなんとかということじゃなくて、個人的なお立場はとりにくいかもわかりませんけれども、できれば三局長、ぜひフリーにフランクにお答えいただけるとありがたいと思うんです。
 直前の回では「結びつく経済、離れる心」というようなキーワードをめぐりましてさまざま質問が出たりお答えが出たりして、大変考えさせられるところが多かったわけです。どういう脈絡で出てきたかというと、中台は、両岸はかつては離れた経済、離れた心だったんだけれども、このごろは結びつく経済になっているけれどもまだ依然心が離れているというような、こんな脈絡で出てきたんです。
 それで、三局長さんは、日本政府の立場といいますか、個人的にで結構なんですけれども日本の立場をお話しになられると思うので、このキーワードを日本の中に当てはめるのは難しいのかなと思いながらも、中台の問題というのは結局日中の問題であり日米の問題であるとすると、日中、日米、その経済面ないしはその心というのは何なんでしょうね。同じ価値観を共有する政治体制ということですかしら。「経済」というのと「心」というキーワードがあるわけですけれども、どんなふうに日本はスタンスをとっていこうとお考えになられるのか、お聞かせいただきたいと思います。
 大変漠然とした問いかけでお答えにくいかもわかりませんけれども、秋山局長には、ポスト冷戦は脅威がなくなるというんですかね、脅威論がなくなるはずであると。学者先生の中でも、日米は仲よくしっかり同盟してもらっていいけれども、そこの中に脅威論を持ち込まないでほしいというような話が出てくるんです。脅威論というのは、くっつけるための脅威論あるいは離すための脅威論という、いろいろな外交があるのかもわかりません、軍事上の外交があるのかもわかりませんが、そんなことも少し御参考にしていただきまして日中、日米について。
 中台は今回例示的に挙がっているわけです。韓国の話も出てくるし北朝鮮の話も出ますしアジアの話も出るとすると、アジア局長さんには少し応用問題としまして、日本の外交・防衛政策についてはどんなふうなスタンスをとっていくのが冷戦後はよいのか、基本的なところをお尋ねしたいと思います。

発言情報

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発言者: 川橋幸子

speaker_id: 1047

日付: 1996-04-10

院: 参議院

会議名: 外務委員会アジア・太平洋に関する小委員会