椎名素夫の発言 (外務委員会アジア・太平洋に関する小委員会)

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○椎名素夫君 日中共同声明のときですが、両方で唯一の合法の政府だということを当時の北京も台北も言っていたから、これはどっちか選ばなきゃしょうがないわけで、北京が唯一の合法政権だということを認めたと。それから、台湾が中華人民共和国の領土の不可分の一部であるという中華人民共和国政府の立場を十分理解し、尊重したわけですね。しかし、日本は戦争に負けて、台湾を放棄して、その帰属については我々の方から言える立場じゃないというのが当時の立場ですね。それは今でもそうなんだろうと思うんです。そうすると、これは国内問題だとおっしゃる立場は、理解し、尊重するという以上のことは出ないだろうと思うんですが、それを一つ伺います。
 もう一つ別の角度を言うと、さっき佐藤委員がおっしゃったけれども、台湾の人たちが先のことを考えるというようなことで、先のことを考えてその意思が政治に反映するような政治制度をつくってしまったというのは、当時と全く違ったと言ってもいいんじゃないかと思うんですが、状況ができてきてしまっているというあたりをどうお考えになっているのか。我が国だけでなしにどの国でも、アメリカでもそうだと思うんですが、両当事者間で十分話し合えと言っているということは、両当事者がいるということなんですね。それは理屈の上で一体どういうことになるのか。あいまい政策でいかなきゃいけないんだったらお答えにならなくても結構ですが、そのあたりを伺いたい。

発言情報

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発言者: 椎名素夫

speaker_id: 33221

日付: 1996-04-10

院: 参議院

会議名: 外務委員会アジア・太平洋に関する小委員会