川橋幸子の発言 (外務委員会アジア・太平洋に関する小委員会)

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○川橋幸子君 韓国というのは近くて遠い国と言われますけれども、北朝鮮というのは本当に不思議の国ですね。不思議の国というのは、メルヘンチックなアリスのような国だとよろしいんですけれども、どうもやっぱり不気味だという感じがある一方、非常に何か誇り高くて、戦前の日本のような神の国じゃないんでしょうけれども、何かしらアメリカが思うようなならず者の国の中でもちょっと違うんじゃないかなというような感じを持つんですが、一体どういう国なんだろうというのが一番私の伺いたいことなんです。
 歴史的には統一されていた国で、それが冷戦構造の中で、米ソの戦争の中で分断されたわけですね。それからもう四十年もたってしまうと血族というのも余りなくなるのかなという感じがするのが一方にあって、もう一方では、逆に南憎しという感じが少なくなってくるのかなとも、あるいはアメリカ憎しも少なくなったんでアメリカを頼るのかなと。アメリカを頼るということも、普通の感覚では、かつての敵国なわけですから、これはベトナムだってどこだってあるはずの話で、かなり人の心というのはわかりにくいところがあるわけなんです。
 そのならず者の国の中でも、どうも何というんですか、もしかしたら多少の餓死者は出ても安定を保ち続ける国なのか、やっぱりここは国民を守るために三十八度線を南下するとか、あるいは軍の力でアメリカから援助を引き出していきたいというような、そんな外交カードを持つ国なのか、おわかりのところを教えていただければありがたいと思うんです。

発言情報

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発言者: 川橋幸子

speaker_id: 1047

日付: 1996-06-13

院: 参議院

会議名: 外務委員会アジア・太平洋に関する小委員会