畑恵の発言 (外務委員会アジア・太平洋に関する小委員会)
⚠️ コピーしたテキストを転載する際は、転載元URL(kokkai-data.com)および原典URL(kokkai.ndl.go.jp)を必ず残してください。発言内容の改変・出典削除は禁止です。
詳細は利用規約をご確認ください。
○畑恵君 加藤アジア局長に伺いたいんですが、先ほど局長もおっしゃられたとおり、北朝鮮という国の非常に透明性の低さということがすべての問題の根幹にあると思いますけれども、非常に透明性の低いというところを外交戦略というか戦術というか巧妙に使っている国だなというのは、いろいろと言われているとおりです。
数少ない情報の中で、例えば先日、NHKだったと思うんですけれども、朝のニュースの中で、北朝鮮で流れている野草の食べ方というニュースの一部が紹介されていました。そのときの映像というのは、その後も繰り返し繰り返しかなり使われている映像だと思いますが、洪水の影響その他で非常に困窮している北朝鮮国民の悲惨な姿が映される。そういう姿を何度も何度も見せられると、これはやはり人道的に援助しなければということで、非常に数少ない情報を上手に出しながら情報操作、情報戦術をとっているなという印象が私にはいたしました、ちょっとうがったところもあるかもしれないんですけれども。
また、その問題と相前後して亡命者が相次いだ。たまたまそのときに、私どもの党で慶応大学の小此木先生に来ていただいてお話を伺いましたらば、小此木先生の見方は、亡命者については、人数は多いかもしれないけれども、どちらもさほど全体の格からいえば上の人たちではないので、これをもって国が崩壊するというほどのことはないだろうという見方でいらっしゃったんです。
少ないなりに要所要所で出てくる幾つかの情報をどういうふうに外務省の方では読み取っていらっしゃるのか。同僚議員が質問させていただいたように、援助の仕方というのは、どうもこれは困っているようだな、じゃやっぱり出さなきゃ出さなきゃというと、非常に北朝鮮的な、ある意味で自国民を、ちょっときつい言い方かもしれないんですけれども、人質に出して、自分たちの国に援助しないと国民が結局餓死するんだ、国民が困るんだから自分たちの国に援助をしろと。でも実際は、どうもその援助がその人たちに本当に届いているのかというのは不透明と、非常にイタチごっこのようでストレスがたまると思いますので、この部分をどういうふうに解釈していらっしゃるのか伺います。