橋本鋼太郎の発言 (建設委員会)

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○政府委員(橋本鋼太郎君) 明石海峡大橋の場合でございますと、主塔が建っている段階でありましたので、これについては補剛げた等がまだかかっておりません。そういう意味では、ある意味では幸いであったわけであります。補剛げた等につきましては、これを少し延ばすというようなこと、延伸するというようなことで十分対応できるわけでありますが、明石海峡大橋全体の耐震についての考え方はどうかということでございます。
 これにつきましては、一般的な道路橋につきましては、道路橋の耐震設計基準、これは平成二年に策定したものでありますが、こういうものによりまして地盤条件あるいは構造特性などに応じて適切な耐震設計は行っております。さらに、支間の長いいわゆる長大橋につきましては、コンピューター等を活用しまして地震時の挙動解析など個別に十分検討を行っております。
 また、本四公団におきます明石海峡大橋等につきましては、これは極めて長大な橋でありますし世界の最大の橋でありますので、周辺で起きた地震履歴、あるいはそういうものに基づいて設定した設計地震力、これを入力いたしまして地震時の動的な挙動を正確に把握する、そういうことで独自の耐震設計指針を設けておりますし、模型実験等も行って十分な耐震設計を行っております。
 そういう意味で、仮に明石海峡大橋が完成していた場合であってもこの大地震でも十分耐えられたのではないかと思いますし、その点につきましては、今回の地震で得られました地震動を設計上入力いたしましてチェックもしておりますが、十分耐えられただろうと、このように感じております。
 しかし、今後これで十分かという点につきましては、今回の阪神・淡路大震災で得ました教訓から、極めて厳しい地震動にも耐えられるように一般の道路橋の耐震設計についても現在見直しをしている段階でありますし、これに基づいて必要な橋脚等の補強は順次進めております。今後の耐震設計の仕様につきましては、本年度中にもその成案を得たいということで努力をしているところでございます。

発言情報

speech_id: 113614149X01019960426_014

発言者: 橋本鋼太郎

speaker_id: 3752

日付: 1996-04-26

院: 参議院

会議名: 建設委員会