亀谷博昭の発言 (行財政機構及び行政監察に関する調査会)

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○亀谷博昭君 きょうは初めてのフリートーキングということで、会長から、具体的な調査の方向性、今後課題とすべき事項等を見出したいと、こういう御提言、御提案がありました。
 まさにこの調査会は何を目指してどこに着陸点を見出そうとしているのかというのは、一番最初から考えながらお互いに取り組んできたところだと思うんですね。そういう観点からして、今、矢野先生、幾つかの御提言を含めた御発言がありました。いずれもごもっともだと思うわけでありますが、例えば、現在あるものをどうするのか、現在あるものを私たちがというか、この調査会で求めるものとどのように、乖離と言うと言い方はおかしいのかもしれないけれども、求めるものと現在の制度がどのように違うのか、どのように改革していくべきなのか。そういう今あるものをどうするかということが一つ議論として出されるべきなんじゃないかという感じがします。
 それを踏まえた上で、この調査会で今後の行政監察のあり方をどうするのかという観点から、じゃ何を取り入れていくのかというようなところに議論が進んでいくのかなというふうに思うわけでありますが、そういう考え方に立った場合に行政監察のあり方というのは、やっぱりひとつ整理しておかれるべきなのではないかという感じがいたします。
 そういう考え方から、私自身の現在の行政監察についての考え方をちょっと述べさせていただきたいと思うんですが、今も矢野先生からいろいろ御指摘がありましたが、今の行政監察はあくまでも内部監査、しかも相手の省庁に何月何日に行きます、こういうことを調査しますからということを事前通告をして、それでお互い了解のもとで資料を含めた調査をするという仕組みになっているんですね。それで、しかも行政監察局の人たちは各省庁から出向している人がほとんどであります。
 そういうことから考えていくと、大変精力的に監察をなさって、調査報告書もいっぱい出されている、その御努力には大変敬意を表しますし、大分改善されているものもあるということも事実でありますけれども、ただ、やっぱりこういう時代の流れの中でこれでいいのかなと。行政監察局のあり方というものを組織、人員、それから方法論を含めて、これはそこまでいけば法律改正も当然含むわけですけれども、そういうことも視野に入れながら行政監察のあり方というものを、やっぱりひとつ皆さんの御意見を出していただきながら一つの方向性を見出していただくということが必要なのではないか。
 私は、今の行政監察のあり方は、御努力はいただいているにしても、時代の要請するものとはかけ離れているのではないかという感じを持っております。

発言情報

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発言者: 亀谷博昭

speaker_id: 24903

日付: 1996-05-31

院: 参議院

会議名: 行財政機構及び行政監察に関する調査会