松本龍の発言 (国会等の移転に関する特別委員会)

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衆議院議員(松本龍君) 委員御指摘のとおり、東京圏ということでいいますと、やや鎮静化をいたしましたけれども、国土の三・六%に全人口の二五%が集中しているということは大変深刻な問題であるというふうに思います。
 私も九州は福岡市の出身でありますけれども、いろんな人と話をしますと、東京に行きたいですかという質問をすると、もうほとんどの人が行きたい、やっぱり政治、経済の中心として、文化、情報の発信地として大変魅力的な町であると。これは集積のメリットであろうというふうに思っています。
 一方、同じ人に東京に住みたいかというふうに聞きますと、ためらう人が多い。これはやはり住宅の問題や長時間通勤あるいは交通渋滞、産業廃棄物の問題等々、集積のデメリットが今ここに来て喫緊の課題として深刻化しているというあらわれではないかというふうに思っております。
 本案は、こうした東京一極集中に伴う問題の解決とともに、地方分権や規制緩和等々、国政全般の改革、国土の災害対応力の強化に資するために提案したものでございます。委員がワシントンの事例を言われましたけれども、国会等の移転先地の都市形態につきましては、外国の事例等々も参考にしながら、二十一世紀の我が国にふさわしい町づくりを国民合意形成とともに行う必要があるというふうに考えております。

発言情報

speech_id: 113614298X00319960618_033

発言者: 松本龍

speaker_id: 7314

日付: 1996-06-18

院: 参議院

会議名: 国会等の移転に関する特別委員会