山口哲夫の発言 (大蔵委員会)

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○山口哲夫君 そのとおりだと思うんですね。
 ですから、赤字国債というのは特定のもののために発行するのじゃないんであって、総理のおっしゃるように何か新しく開店、開業するための収入を得るために発行するのじゃないので、何か総理勘違いしていらっしゃるんじゃないかなと思うので、その点よく総理の方に御注意しておいた方がいいんじゃないかと思います。私は、何かもう一つ第三の国債でも発行するのかなと思ってこれを読んだときちょっとびっくりしたものですから、あえてお聞きいたしました。
 次に、財政再建審議会の設置についてお尋ねしたいと思います。
 久保大蔵大臣が三月二十八日の当大蔵委員会で私の財政再建に関する質問にこういうふうに答えています。「今私が省内に要請をいたしておりますのは、具体的に財政再建のために歳入、歳出両面にわたってどのようなことをやるべきか、どういう目標に向かって進めるべきか、こういうことについて検討し、その結果をできるだけ早く提出してもらいたい。」、こう答弁しておるんですが、私は、大蔵省の中で幾ら検討してみても抜本的な財政再建計画というものはなかなかつくれないんじゃないかなというふうに思うのです。
 なぜならば、もし本当にできるとするならば、せっかく平成二年度で赤字国債の発行をしないで済むようになったんですけれども、その後、確かにバブルの影響があったとはいえ再び十二兆円もの赤字国債を発行するようなことは、もし大蔵省で本当に財政再建の計画を立てられるのであればそんなことにはならなかっただろうと私は思うんです。
 そこで私は提言するんですけれども、やっぱり総理大臣のもとに歳入・歳出全般にわたって総合的に議論のできる財政再建のための審議会を設置いたしまして、具体的な財政再建法の策定の諮問をしてはいかがなものだろうか、私はそう考えます。
 実は総理大臣は、同じ四月二十三日の参議院の予算委員会で同じ自民党の阿部議員の質問に対してこう答えております。「現在審議会がたくさんりますから、むしろその審議会の連合体、あるいは会長さんたちに集まってもらい、事務局に集まってもらってでも、壁を越えて議論をしてもらうことを工夫したい。」。財政再建に対して総理がそのような決意を述べておりますだけに、私は、この機会にぜひ総理のもとに財政再建のための総合的な議論ができるような審議会を設けて財政再建に当たるべきだ、こう考えますけれども、大臣のお考えはいかがでしょうか。

発言情報

speech_id: 113614629X01019960426_078

発言者: 山口哲夫

speaker_id: 29461

日付: 1996-04-26

院: 参議院

会議名: 大蔵委員会