久保亘の発言 (大蔵委員会)

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○国務大臣(久保亘君) 御指摘の状況にございますことは、私どもも我が国の財政の危機的な状況と見ているのでございます。
 昨年の十一月十四日に前大蔵大臣が我が国の財政事情の容易ならざる事態について国民の皆様方の御理解を求めたところでありますが、これは一般には財政危機宣言と呼ばれてまいりました。これを一般の企業の場合で考えますならば、単なる危機的状況というものを通り越しているのが我が国の財政の現状であろうと思っております。さればこそ、武村さんも最近お書きになりましたものの中で、財政危機宣言と言われているけれども、実際は破綻宣言と言ってもいい状況なんだよということを言われております。
 私どもは、この深刻な事態を考えながら、どのようにして財政再建を行うか、その目標と具体的な再建策について今各局において十分検討を願うとともに、大蔵省全体として財政再建の方策を検討するように指示をいたしているところでございます。
 また、国会における皆様方の十分な御論議もいただきました上で、平成九年度の予算編成が財政再建の初年度を意味するものとなるようにやらなければならない非常に窮迫した事態であると考えております。

発言情報

speech_id: 113614629X01119960507_012

発言者: 久保亘

speaker_id: 7804

日付: 1996-05-07

院: 参議院

会議名: 大蔵委員会