橋本龍太郎の発言 (本会議)
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○国務大臣(橋本龍太郎君) 須藤議員にお答えを申し上げます。
まず、海洋の平和的利用、資源、環境の保護の強化に関する御意見がありました。政府としては、海洋の平和的利用、海洋資源の衡平かつ効果的な利用、海洋環境の保護保全の促進につきましても規定している国連海洋法条約を早期に締結し、国際社会全体の利益に貢献していきたいと考えております。
次に、我が国周辺海域に設定されている米軍の演習場につきまして、政府としては、我が国の安全確保のために日米安全保障条約を堅持していく所存でありますし、この条約の目的達成のために必要ないわゆる海上演習場の撤去などを行う考えはありません。
次に、核搭載艦についての御質問でありますが、我が国は、核搭載艦の我が国領海通航は無害通航とは認めないとの立場を今後ともとっていく所存であります。
国連海洋法会議における我が国の姿勢についての御意見をいただきましたが、我が国の基本政策である非核三原則を条約の規定との関係で維持できなくなるようなことがあってはならない。十分な注意を払ってこの会議に臨んだ次第であります。そして、これまでも申し上げてまいりましたとおり、国籍にかかわらず核搭載艦の我が国領海通航は無害通航とは認めないという立場であります。
日韓及び日中漁業協定についてのお尋ねでありますが、両国との協議により、国連海洋法条約の趣旨を十分踏まえて、新たな漁業協定が早期に締結されることとなるよう鋭意努めてまいります。
最後に、水産物のセーフガードの発動について御意見がありましたが、セーフガード措置は、輸入急増による国内産業への重大な損害の防止などのためにWTOの協定上認められた緊急措置でありますが、輸入急増の事実がないことなどから、現時点での発動は困難と考えております。
残余の質問は、関係大臣から御答弁を申し上げます。(拍手)
〔国務大臣亀井善之君登壇、拍手〕