橋本龍太郎の発言 (予算委員会)

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○国務大臣(橋本龍太郎君) まず、基本的に、中国という非常に巨大な隣人を私たちが見るとき、この国が内向きになり、国内に閉じこもり、かつて外との交流を絶っていたような状態に再び中国を向かわせてはならない。むしろ、中国の今志向しております改革・開放路線というものを今後ともに定着させ、これを進行させていくための協力を我々は惜しまない。そして、中国がその中で国際ルールにのっとって行動してくれるように慫慂していくのが我々の大きな役割であると思います。
 そして、その間には、個別的な問題を取り上げ出しますといろいろな問題があるいはあるかもしれません。しかし、大きな流れとして、中国の改革・開放路線というものを継承し発展させていく方向に我々は努力をしていくべきだと考えております。
 また、朝鮮半島において、現在私どもが非常に神経を張り詰めてその状況をウォッチしているような情勢が生まれていることは極めて不幸なことであります。しかし、今日までも朝鮮半島情勢の安定というものにつきましては、我が国は韓国そしてアメリカと緊密な連携をとりながらこの地域の安定に力を尽くしてまいりました。今後ともにその基本的な姿勢を変えることはありません。
 その上で、やはり何といいましても朝鮮半島に相対峙する状況になっております双方の当事者が話し合いができる状況をつくり出す、南北対話というものが実現する方向へ向けての我々のできる一ことがあるならば、ぜひともそうした方向に向けての努力を払ってまいりたい。そして、話し合いの中で平和が真によみがえることを願えるような状態をつくるための努力をする、我々の基本的な方向はそうしたものであるべきだと思っております。

発言情報

speech_id: 113615261X00619960415_009

発言者: 橋本龍太郎

speaker_id: 24487

日付: 1996-04-15

院: 参議院

会議名: 予算委員会