関根則之の発言 (地方行政委員会)

⚠️ コピーしたテキストを転載する際は、転載元URL(kokkai-data.com)および原典URL(kokkai.ndl.go.jp)を必ず残してください。発言内容の改変・出典削除は禁止です。 詳細は利用規約をご確認ください。

○関根則之君 たまたまその運転手が個人的にそういう銃刀法違反の飛び出しナイフを持っていたとかいろんな話がある。それから、覚せい割との関連があったということで、これはもう個人の問題だということなのかもしれないけれども、しかしまだ捜査していないということですから、そこのところはしっかり捜査をしていただきたい。個人の問題に矮小化してしまって遮断をするということは非常に危険だと思うんですよ。だから、捜査の結果、仮に共済会なりその所属団体の中にそういった覚せい剤系列の問題が浸透をしているということになるとこれは相当な問題になってしまうので、視野を広げて、当然のことをおやりになっているとは思いますが、ぜひひとつしっかりした捜査をやっていただきますようにお願いしておきます。
 それがもしそういうことであるとすれば、この問題はいわゆる覚せい剤を通じていろいろな方面との関係を持つ根っこの深い、広がりの本当に広い問題なんじゃないかなという心配もありますから、国民の皆さんもそういう心配をしていると思いますので、そういう心配がないならないで、調査の結果はっきり明らかにしていただきたいと思います。
 最後に、大臣にちょっとお伺いいたしますが、この問題は我々参議院の同僚の方がかかわっている事案ではないかということが報道されているわけです。良識の府たる参議院としてはこういう問題を明らかにして、事実関係がどうだったんだということを明確にしなければいけない。特に参議院議員、同僚の一人がそういうものに関係していたんだという話がある以上は、我々がそれを覆い隠したりするような、しているんではないかというふうに国民から見られるようなことがあってはこれは大変なことになるんです。
 参議院の国民からの信頼をつなぎとめるために、我々としても、これはもちろん第一次的には捜査当局がきちっと捜査をしていただくということだと思いますが、我々としても捜査の環境をきちんと守っていく。また、所轄の警察当局がきちんと捜査をする、厳正にかつ徹底的に捜査をしてもらいたいと思いますが、そういう警察の捜査を督励するといいますか、後ろからバックアップをする、きちんと監視をしていく、そういう立場も我々はあると思いますので、そういう仕事をきちんとやっていきたいと思います。
 それで問題は、このオレンジ共済を通じて集めた資金の一部が、さっき収支報告にも五百万という数字が出ておりますが、どうも世間一般の疑いといいますか心配は、相当な資金が政界へ流れたんじゃないか、そういう話があるわけです。これは話ですよ。ないことを私は希望しますが、そこのところをきちんと明らかにしていかなければいけないと思うんです。
 この六月に資金が流れだというような話もありますけれども、そもそも今回の選挙というのは、政界の浄化を目的としてあれだけの政治上の大変革、大騒動をしてでき上がった政治改革の結果として、新しい選挙制度のもとに小選挙区比例代表並立制に基づく総選挙が先日行われたんでしょう。その政治改革の後にできた新しい選挙制度のもとでの最初の選挙、第一回の選挙に、何かよくわけのわからない金が、そういう資金が流れていたということになると、これは日本の政治史の上に大きな汚点を残す問題にもなりかねないと思うんですよ。
 私はそんなことじゃないことを希望しますし、そういうことを明らかにしてもらいたいとは思いますが、仮にもしそういうことがあったとしたらこれは大変な問題なんですよ。厚生省で今いろいろ公務員が問題を起こしておりますが、あんな問題、あれも大問題ですよ、あれも大問題ですけれども、そんな問題をはるかに超えるような大きな問題じゃないかという感じがするんです。心配をするわけですよ。
 だから、そういう問題にもつながりかねない問題ですから、どうかひとつ、先ほども申し上げましたように、警察当局としてはあくまでも厳正にしかも幅広く徹底的に捜査をしていただきたいと思います。間違いないとは思いますが、大臣から決意を表明していただければありがたいと思います。

発言情報

speech_id: 113814720X00119961128_057

発言者: 関根則之

speaker_id: 3254

日付: 1996-11-28

院: 参議院

会議名: 地方行政委員会