三塚博の発言 (本会議)
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○国務大臣(三塚博君) 森議員にお答えを申し上げます。
総理大臣から、金融システム、財政構造改革そして同時に経済構造改革等々、強い決意の披瀝があったところでございます。まさに危機的状況に今日の我が国財政がありますこと、御案内のとおりであります。
特に東京ビッグバンと言われる金融システムの問題、総理みずから、ローカルカレンシーになってはならない、円の力がニューヨーク・ドルとロンドン・ポンドと肩を並べ、我が国の国勢、力に比例する貨幣であってほしい、こういうことで強い指示をいただいたところであります。まさに金融市場改革は非常に広範かつ抜本的なものでありますから、法務省等の協力を得つつ、全力を挙げてその実現に邁進をしてまいる決意であります。
大蔵省としては、既に、関係する五審議会会長をお呼び申し上げ、二〇〇一年までの間に金融市場改革、いわゆるビッグバンの実現を期して、その完了が二〇〇一年でありますようプランをできる限り早急に取りまとめていただくよう、御要請を行ったところであります。各審議会におかれては、そのため、具体的な検討項目を定め、その実施のためのスケジュールを決めて精力的に取り組んでいただいておるものと理解をいたすところであります。
次に、財政構造改革に向けての目標いかんというお尋ねであります。
我が国財政の危機的状況を踏まえ、財政制度審議会において、財政健全化に取り組む従当たっての目標及びその手模について論議をいただき、本年中間報告を、七月でありますが示されたところであります。中間報告においては、二〇〇二年までの財政均衡を目指す米国の目標と、一般政府ベースでの財政赤字の対GDP比三%等差目指すEUの目標など、欧米諸国の状況も参考にしつつ審議を重ねていくことになる、その場合、特例公債の発行を厳に回避すべしという方針については、当然目指していかなければならないとされておる報告であります。現在、財政審において論議をいただいておりますが、大蔵省としては、財政審及び国会における議論等を踏まえまして、新たな目標を設定すべく積極的に取り組んでまいるつもりでございます。
第三番目でありますが、財政構造改革となる来年度予算編成についての決心いかんということであります。
我が国財政は、平成八年度予算において特例公債を含めて二十一兆に上る公債発行を余儀なくされるなど危機附状況にありますこと、御案内のどおりであります。総理が申し上げましたとおり、平成九年度予算編成に当たりましては、平成九年度を財政構造改革元年とすべく各般の制度改革の実現に努力するとともに、歳出歳入両面においてあらゆる努力を傾注することによりまして、三兆円以上の公債減額を実現するよう最大限努力をし、中期的な財政健全化に向けた第一歩としてまいる所存であります。また、従来にも増して徹底した歳出の洗い直しを行い、限られた財政資金の重点的、効率的な配分に取り組んでまいる所存でございます。(拍手)
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