浅野一郎の発言 (行財政機構及び行政監察に関する調査会)

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○参考人(浅野一郎君) お答えいたします。
 それについては、司法権の独立というのをどういうふうに考えるかということだと思います。少なくとも法律的に裁判官の自由心証を拘束しない限りはいいんだという、それで独立が保てるんだという考え方はあるかもしれません。けれども、そこまではどうかと思います。
 ただ、裁判官をそういう法律的に拘束しなければいいのではなくて、もっと具体的、実質的に裁判官の自由心証に影響を及ぼすかどうか。その裁判官の自由心証に影響を及ぼすような行為をしてはいけない、これが司法権の独立を守る一項じゃないかと思いますので、結局は国政調査権を行使しても、それによって裁判官の自由心証に影響を及ぼすような方法、それから影響を及ぼすような対象で国政調査権を行使してはいけない、こういうことになるのではなかろうかと思います。一切できないというものではないだろうと思います。

発言情報

speech_id: 113914277X00119961212_029

発言者: 浅野一郎

speaker_id: 7678

日付: 1996-12-12

院: 参議院

会議名: 行財政機構及び行政監察に関する調査会