依田智治の発言 (内閣委員会)

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○依田智治君 五千二ヘクタールというのは、沖縄復帰以来これまで返還された四千三百ヘクタールをはるかに上回る数字である。その中には、普天間基地という海兵隊の極めて重要な基地を移転し海上施設等を追求していくという大変な仕事があるわけであります。
   〔委員長退席、理事板垣正君着席〕
 私は、昨今の新聞を見ておりまして、政府は沖縄の負担軽減のために本当に真剣にこれをやる気があるのかなというのが実はやや疑問に感ずるわけであります。
 というのは、いろいろ意見はありますが、やはりSACOの今回の最終報告というのは、まさに戦後一貫して過重負担にあった沖縄、この沖縄基地の過密をいかに解消するか、できるだけ本土で肩がわりできるものは肩がわりし、しかも現在の国際情勢の中でできるだけ米軍の機能というものは維持しつつ、かつ沖縄の負担を軽減していく、これは言うなれば至難のわざであります。かつ経費的にも従来の防衛費というようなことでできるだけ切り詰めてやっていく、できるだけ切り詰めて必要最小限の我が国の防衛力を整備しようという発想では到底このSACOの実現は難しいと思います。
 やはり沖縄振興策の一環として、沖縄振興のための基地の移転という位置づけのもとに、沖縄県民にも国民にもわかりやすく、これはもう防衛関係経費であることは間違いありませんが、しかしこれまでの防衛力整備とは全く別個の立場に立った防衛力整備である、防衛力の沖縄の対策であるということから、あくまでもこれは通常の防衛費とは別枠に計上すべきものである、そして沖縄県民の要望にこたえていく、こういう配慮が極めて重要だと考えておりますが、このあたりに対する外務大臣並びに防衛庁長官の御見解をお伺いできればありがたいと思います。

発言情報

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発言者: 依田智治

speaker_id: 5515

日付: 1996-12-17

院: 参議院

会議名: 内閣委員会