依田智治の発言 (内閣委員会)

⚠️ コピーしたテキストを転載する際は、転載元URL(kokkai-data.com)および原典URL(kokkai.ndl.go.jp)を必ず残してください。発言内容の改変・出典削除は禁止です。 詳細は利用規約をご確認ください。

○依田智治君 重点的に措置するということになっておりまして、我々としてももちろん沖縄の問題ということで重点的に別途措置する問題と考えておるわけでございます。
 この問題につきまして考えなきゃいけないのは、実は予算委員会のときにも若干触れたんですが、基地というのは沖縄だけでなくて、明治以来、旧軍以来負担してきている本土の皆さんも相当多いわけですね。その方々は、今度、県道一〇四号線越えの射撃訓練の本土内五カ所移転という問題に関連して、我々もそれぞれ負担しているんだ、もうちょっと政府で何とかしてくれないか、こういうような気持ちも非常に強い。そういうことで、基地周辺対策費というのでこの沖縄の特別の予算を一緒くたにしたら、沖縄のための重点もできませんし、本土等に対する配慮もどうもあいまいになっちゃうというようなこともあります。
 もう時間も刻々と過ぎていまして情勢になかなか入れませんので私の意見として申し上げますが、来年度予算編成の山場にかかってきて、通常の防衛費二・八八というのが何かいかにも通常の一・六程度に対して突出しているように見えますが、シーリングの段階で政府が本来払うべき三百九十億円も繰り延べして、何とか待ってくれ、来年は確実に払うからと。もしそれより以下にしてまた数百億上積みしたら、これは現在まだ景気も本格的に回復せずに苦しい立場にある中小企業等にみんなしわ寄せになるというようなことになります。
 したがって、私は、沖縄対策の経費というのはまさに沖縄の負担を、今これをやってもなおかつ七〇%程度の我が国の米軍基地というのは沖縄に残るということですから、国としても本当に誠意を示し、国民にわかりやすくするためにも別枠にしなきゃいけませんし、また通常予算につきましても、後ほど述べる日米安保体制を効果的に運用していくためにはまさに両輪ですから、ぎりぎりの予算を詰めるにしても必要なものは計上せにゃいかぬ、こういうことでやっていただく必要があると思います。
 外務大臣、先ほどの答弁の中で重点的というのはわかったんですが、やっぱり外務大臣としてもSACOを確実に実施するためには沖縄のために別途計上すべきであるとはっきり言っていただきたいと思うんですけれども、いかがでしょうか。

発言情報

speech_id: 113914889X00319961217_017

発言者: 依田智治

speaker_id: 5515

日付: 1996-12-17

院: 参議院

会議名: 内閣委員会