槙田邦彦の発言 (内閣委員会)
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○政府委員(槙田邦彦君) 北朝鮮の政治状況あるいは経済情勢その他についてのお尋ねだと思いますけれども、北朝鮮のお国柄もございまして、なかなか情報が十分にございません。透明度に欠ける部分がかなりあると思いますので、はっきりとこういう状況にございますということを断言することができないのでございますが、いずれにいたしましても、現在、金正日書記、いろいろなことを言われておりますけれども、この人が一応国政全般を指導しているという見方が一般的であろうかと思います。
ただ、この人は依然として肩書が書記ということにとどまっておりまして、党の総書記であるとかあるいは国家主席であるとか、そういう肩書を得るに至るのはいつであるのかということ、これについてもまたいろいろな情報がございますけれども、最近では、例えば明年の七月には、つまり金日成さんが逝去しましてから三周年以降にはそういう地位につくのではないかというようなことも言われておるわけでございます。
それから、経済情勢でございますけれども、これはなかなか困難な、深刻な状況にあると思います。食糧あるいはエネルギー不足その他、種々の困難を抱えている状況でありまして、それに加えて昨年は七月から八月にかけまして大洪水が発生しておりますし、ことしの夏にも洪水が発生している。これは天災ということなんでしょうけれども、同時にこれは経済の構造的な原因によって被害が拡大しているという面もあろうかと思いますが、そういう食糧ないしエネルギー不足の拡大ということが今後どのような意味合いをこの国にとって持つのかということについては、今後も細心の注意を払っていくべきであろうというふうに考えております。