村田成二の発言 (決算委員会第三分科会)
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○村田政府委員 結論的に申し上げますと、リサイクル56、二〇〇〇年に五六%という古紙利用率を達成する、私どもとしましては全力を挙げて取り組みたい、かように思っております。
ただ、余計なことを申し上げさせていただきますと、先生もよく御案内のように、この日本の五三%台の古紙利用率というのは、世界的に見ますと、ドイツを除きまして世界で最高水準でございます。そういった観点から見ましても、現在、わずかなパーセントポイントに見えますけれども、上昇させていくというのはなかなか大変なことではないかという意識は持っております。
では、具体的にどこからどういうふうに手をつけていったらいいのかということでございますが、御案内のように、印刷情報用紙につきましては十数%、トイレットペーパーにつきましては六割近く古紙を利用しているわけでございますけれども、古紙のうち上質のものをみんな利用しているわけでございます。問題になっております雑誌古紙みたいなものにつきまして、果たしてどこまで原料として使い得るのかということにつきましては、一方的に利用率を設定する等々だけではうまくいかない面がある。やはり市場の問題があるわけでございます。
しかし、こういった印刷情報用紙やトイレットペーパーなどの分野におきまして、さはさりながら、一歩でも二歩でも古紙の利用率を高めていくということは必要でございまして、既に製紙メーカーへの指導ですとかあるいは税制上の恩典措置だとかということを設けておりますけれども、さらに、今申し上げました市場サイド、ユーザーサイドの問題もございますから、いろいろなPR事業も含めまして総合的な対策というものを考えていく必要がある。そうしないとなかなか五六%には達成できないという厳しい認識は持っております。