桧田仁の発言 (厚生委員会)

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○桧田委員 これらの社会的入院とか、医療、介護の境界線の問題、これも今後も大きく議論を呼ぶところと思います。この委員会でもこの問題はあらゆる方々から真剣に議論いただき、いい意味で、日本の医療、福祉を、理想と言うと言い過ぎでしょうが、きちっと分けていくものは分けていき、負担するものは負担していく、こういうことが必要だと思います。引き続きよろしくお願いします。
 それでは、少し視点を変えて、財源を節約、あるいはまた国民の同意を得ながらという問題ですからなかなか難題ではございますけれども、あえて財源を節減するにはどうすればいいかという視点から考えてみたいと思います。
 もう一つの問題点は、皆様、委員が御存じのように、今までの医療、福祉というものは、いわば所得制限というものは徴収する側、税の側にはあったわけですが、給付を受けるという立場に立つとまさに差がない。ちょっと極端な例ですが、どんな大金持ちの方も、生活に困窮している方も、受ける給付に関するものは同等である。これも一つ大事な考え方、理念でもあると思います。ただ、それだけで本当にいいのかという大きな議論になってきた時代というように私は考えております。
 その意味におきましても、先ほど小泉大臣にお答えいただいたわけでございますけれども、聖域なき財政構造改革をするということになりますと、もう今までの既成の概念でなく、いよいよ真剣にこの問題を考えなければならない時期に来ている、こういうふうに私は感じております。
 各論では大変というのはよくわかるのですが、まずは総論的に、今までの医療、年金、福祉についてはほとんど所得に関係のないシステムになっておりますけれども、一律に給付するということ、一体これはこのままでいいのかどうか、あるいは、今後、厚生省やみんなはどう考えていくのか、国民の同意はどういうぐあいに求めていくのか、こういう視点に立って、今後の所得の、もっと言えば高所得者に対しての給付制限をどのように具体的に検討すべきかということに関してお伺いします。

発言情報

speech_id: 114004237X00719970321_010

発言者: 桧田仁

speaker_id: 3108

日付: 1997-03-21

院: 衆議院

会議名: 厚生委員会