林正和の発言 (税制問題等に関する特別委員会)
⚠️ コピーしたテキストを転載する際は、転載元URL(kokkai-data.com)および原典URL(kokkai.ndl.go.jp)を必ず残してください。発言内容の改変・出典削除は禁止です。
詳細は利用規約をご確認ください。
○林(正)政府委員 お答え申し上げます。
財政悪化の問題は、先生御案内のとおり我が国だけでございませんで、現在それぞれ財政再建に必死になって取り組んでおります欧米主要国共通の問題でございます。
これらの国々において財政が悪化した原因というのは大きく三つ言われております。一つは、低下傾向にある成長率、二つ目が、人口の高齢化等財政を取り巻く状況の変化、それから三番目に、社会保障分野に見られますように、政府の役割の増大に伴います歳出の拡大、こうしたことが挙げられております。
我が国の財政が悪化してきたのも基本的には同様の事情があると考えられますが、加えて、御案内のとおり我が国の場合、バブル崩壊後に累次にわたって財政による景気の下支えを行ってまいりました。この間いろいろ財政健全化の努力もしたわけですが、過去六年間で、約百七十兆余りだったものが二百五十兆を超えるということで、八十二兆国債がふえております。この結果、バブル経済の崩壊前には我が国の財政、先進諸国の中ではむしろよい方の部類であったわけですが、御指摘のように、今や欧米諸国に比べまして最悪になったというような状況でございます。