竹内佐和子の発言 (税制問題等に関する特別委員会)

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○竹内参考人 最初にはしゃぎぶりについてのコメントということでございまして、確かにビッグバンが望むところというのは非常に大きい点はありますが、私は、はっきり言って、最初の第一段階の動きと第二段階の動きはかなり質が違うだろうと。第一段階はかなりはしゃぐでしょうけれども、第二段階ではかなり定着した動きが始まる。その段階が非常に重要で、最初は余り、要するにそんなに動かないだろうと思います、本質的には。ただ、問題は、日本の今の規制のあり方が日本のビジネスを、金融サービスをしにくくしているという面もあるわけで、その点は幾らマージナルな変化であっても重要な変化なので、やはり国際市場に与える影響は非常に大きいと思うのですね。
 二番目に、株式市場、七%が二一%程度にと申し上げたのではなくて、二倍程度と申し上げたのですが、どちらにせよ証券市場というものがこれから間接金融にかわって非常に重要だと思います。
 ただし、先ほど申し上げたように、今の日本の株価の水準が、国際的に見て本当に正しいかどうかという信用度がいまいち低いわけですね。どういうふうにしたら信用度が高まるかというと、まさに日本の産業の姿そのものが問われるということになるわけで、どういう新規の産業が出てくるのか、あるいはまさに産業の流れにくっついてこの株式市場というのが活性化するので、株だけが動くということはまずあり得ないという意味では、やはり新しい産業の流れ、あるいは日本にないものは外国の産業でも活用して、日本に新しい産業、ビジネスの流れをつくっていくという形によって活性化していくということが必要なのじゃないか。
 ただ、株価の流れというのは、おっしゃるとおり、アメリカの株式市場の今の流れが本当に、じゃ株価の水準として正当かどうかということは非常に大きな疑問がありますし、何年もつかという問題もあるので、必ずしもアメリカの水準を基準とする必要はないわけで、日本型の金融ビジネスというものをやっていくということになるのでしょうけれども、少なくとも今のビッグバンの目的というのは、サプライサイドがビジネスをしやすくなるというだけではなくて、まさに日本の預金者が自分が思う形で選択できるように、あるいは余計な手数料を取られないというようなことにも非常に大きなメリットがあると思うのです。そういう面で、もう少しマージナルな改革、つまり非常に小さな改革でもいいからやっていくということは必要なのじゃないかなと思います。

発言情報

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発言者: 竹内佐和子

speaker_id: 28425

日付: 1997-05-21

院: 衆議院

会議名: 税制問題等に関する特別委員会