吉田六左エ門の発言 (大蔵委員会)

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○吉田(六)委員 当選を許されまして、初めて、国の命を預かるとも言われます大蔵委員会において、八万七千八百八十七人の思いを預かった私としては、日本の未来をゆだねられた一人という立場も踏まえて御質問をさせていただこうと思います。
 まず、「橋本総理大臣、サッチャーたれ」と、当選して一番最初に総理にお目にかからせていただいたときに私は申し上げました。それは何を言うかというと、英国病から見事にあの国を今の状況によみがえらせたリーダーシップ。そしてもっと言えば、アメリカは、かつてのホームレス蔓延という状況から、今は根っからああすることが好きな人以外は景気の中でみんなそれぞれ職を得ている。しかし、この改革のもとは大変に長い時間かかってのことだ。レーガン大統領の時代に仕込まれたものだ。いわゆる改革はロングランであるというふうに思っています。
 財政改革、これは家庭に例えると、みんながひとつ入るをはかって出るを制する、節約をしながら立て直しをしよう、こういうことと思います。ふろのお湯をためるときには先に栓をしてからお湯の蛇口を開く。しゅうとがいる家であれば、先に蛇口なぞ開いたら嫁は怒られます。でありますけれども、ふろを入ることまで節約しなさいということではないんですね。順番に手際よく短時間にみんながおふろへ入ろう、今はやりのお姉ちゃんは朝シャンなんといって朝シャンプーするようなことはやめよう、お父さんも酔っぱらって遅く帰ってきてからもう一回お湯を張り直しておふろに入るようなことはよそう、こんな論旨に立って、自由民主党を代表して、平成九年度財政運営のための公債発行特例に関して、これが必要な意味を周知していただく思いをも込めて、財政再建の大号令のもとで公共投資見直しの意見が出ている中で、私は、社会資本の整備をやり続けなければならない、財政再建が成功したらそれで日本の国が終わるんではなくて、日本の国は未来永劫に繁栄し続けなければならない、こんな理念に立って伺わせていただこうと思っています。
 若くして親のすねをかじらせていただきながら留学をさせていただいてかいま見させていただいた諸外国のそれと我が国の社会資本整備、余りにも乖離があったように私は感じております。このようなレベル、この大きな乖離、このことについてどのようにお考えか、御見解を聞かせていただきたいと思います。

発言情報

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発言者: 吉田六左エ門

speaker_id: 31376

日付: 1997-02-21

院: 衆議院

会議名: 大蔵委員会