三塚博の発言 (大蔵委員会)

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○三塚国務大臣 私は東北の出身でありまして、鷹山公、東北では深く敬愛をされておる名藩主でございます。我が身を持し、我が身の節約をもって民の富のために頑張る、今、並木議員からの鷹山公の事績の数々、御教示をいただきました。感銘を覚えますと同時に、そうしたいのでありますけれども、時代が大きく変わりましたことと、我が国の持つ経済力、それと膨大な累積赤字。富がありましても、累積赤字は、転がしていくたびに赤字が赤字を生みまして、破局を迎えることだけは間違いなく見取れるようになりました。
 よって、鷹山公の心は心としつつ、改革の面においてこのことを断行していく。鷹山公は、改革

は血の出るものではあるが、お互い次の世代、先々を見て楽しくやろうと言ったという言葉も聞いておるわけでございます。士農工商が身分を忘れて一体となってやり抜こう、先祖に感謝をしながら、後世のために汗を流そうではないか、こう言われました。今日の我が日本、新しい日本像を目指してやらなければならない、それは原点に戻ってやるということに通ずるわけですけれども、そういう中にありますが、日本人の勤勉さと頑張りは、依然としてよき文化として続いておると思うのであります。ここ一番の辛抱をやり抜くことが、構造改革二年目を迎える予算編成にとりまして大変大事なことのように思います。
 現代が、我々が、この苦労をともに乗り越えていくということで、日本人の気迫を、また日本人の我慢強さを内外に示すことによりまして、三カ年先行投資の恒久減税、そして同時に特別減税、こういうことに、特別減税にだけは別れを告げるわけでございますが、二%あるじゃないかという御指摘、当然私どもは体しておるわけでございますけれども、このつらさを乗り越えることによりまして、我が日本は自信を得ることになるのではないでしょうか。もちろんそのためには、行政改革、規制緩和が大前提でありますが、経済システムの改革、以下、言われる諸改革を断行するということになると思いますし、財政構造改革は、主管大臣としてその責めを負うております。
 九年度は、一生懸命やりましたがあそこまでであります。十年度編成は、ありとあらゆるものに聖域を設けず、国会論議において指摘されました数々をその基本としながら、全力を尽くして成果あるものにしてまいりたいと存じます。
 並木議員のせっかくの御提案でありますが、鷹山公の心はしっかりと受け継ぎますので、御鞭撻、御叱正をくださいますようお願いを申し上げます。

発言情報

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発言者: 三塚博

speaker_id: 28718

日付: 1997-02-25

院: 衆議院

会議名: 大蔵委員会