矢上雅義の発言 (農林水産委員会)

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○矢上委員 改めて確認いたしますが、生産費調査をするときには、当然その中に農家が負担した消費税の部分は織り込み済みであると。ただし、加工原料乳保証価格においては、その補給金の部分は一種の補助金でございますから、消費税の対象とならない。そしてまた、基準取引価格においても現実としては内税で行われておると。
 ただ、農家の方々が消費税について非常に御不満を持っておられるのは、やはり消費税が三%から五%、さらには一〇%、一五%まで上がるだろうということでございます。そういううわさが流れておる中で、消費税が三%程度でしたら、お互い織り込み済みですと納得することで、何かわからないけれどもお互いがうまく得したような気分になって、今までうやむやになってきておりました。そういうことがあったわけですが、これから三から五、一〇%、一五%とうわさされる中で、ちゃんと織り込んでいますということで生産者の方々が納得されるのか。
 言葉をかえて言うならば、不透明だけれどもちゃんともうけさせてあげますよという言葉がこれから消費税が上がっていく中で通用するのか、非常に大きな疑問でございます。特に消費税の導入のときに、基本的食糧には税金を、消費税をかけないということで政治的な決着が行われて、政府米の米価算定の際には、表向きは消費税は課税しないということであるが、しかし、内実では消費税は原価計算の中に織り込んであるということで農業者団体の方々を説得した経緯がございます。それと同じように、この乳価というものも、基準取引価格においてさえも内税で行われております。非常に似たような不透明な部分があります。
 繰り返し申しますが、不透明だけれども一応もうかっていますよということでこれからも押し通していかれるのか。それとも、将来の消費税アップをにらんで、きちんと、原価計算はこれだけですよ、そしてさらに取引すると五%外税でつけるのですよと透明性を求めていくべきなのか。その辺について、局長、お聞きいたします。

発言情報

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発言者: 矢上雅義

speaker_id: 6388

日付: 1997-03-19

院: 衆議院

会議名: 農林水産委員会