橋本龍太郎の発言 (本会議)
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○内閣総理大臣(橋本龍太郎君) 山本議員にお答えを申し上げます。
まず、九年度予算についてのお尋ねがございました。
この内容は、既に御承知のように、医療保険制度改革を初めとする各般の制度改革の実現に努め、一般歳出の伸びを一・五%、また四兆三千億円の公債減額を実現し、国債費を除く歳出を租税収入で賄える範囲内にとどめております。九年度予算は財政構造改革の第一歩を踏み出したと考えておりますが、今後ともさらに思い切った財政構造改革を進めていくことが必要である、この点は御意見と同じ考え方を持っております。
次に、概算要求基準について及び大胆な歳出削減についてのお尋ねがありました。
概算要求基準は、機械的、技術的な手法によって算出した各省庁の要求の総枠を示したものであり、各省庁がその枠内で各施策の緊急性等を考えながら優先度の選択を行い、効率的な要求を行うという仕組みであります。十年度予算の編成に当たりましても、概算要求基準をつくる段階から一層厳しい抑制に取り組む必要があると考えておりますが、抑制のための具体的な方策については、今後、政府・与党の財政構造改革会議の議論も踏まえながら検討することになると考えております。
歳出全般にわたった根本的な見直しを図る必要性、これは十分認識しているつもりでありますし、既に国会でも何回かお答えをいたしましたが、財政再建法の骨格を含めた歳出の改革とともに、縮減の具体的方策についての議論を踏まえ、社会保障関係費、文教及び科学振興費、公共事業関係費などを含めて、あらゆる歳出の全般的な見直しを進める必要があると考えております。
次に、予算案の修正などについてのお尋ねがございました。
公共事業の予算につきましては、我が国の財政事情や社会経済情勢などを総合的に勘案し、七年ぶりに前年度と実質的に同水準と抑制的なものにとどめています。九年度予算における特殊法人に対する補助金などにつきましても抑制に努めてまいりました。いずれにせよ、九年度予算につきましては、限られた財源の中で最善の資金配分を行ったものでありまして、円滑な御審議と一日も早い成立を希望する次第であります。
残余の質問につきましては、関係大臣から御答弁を申し上げます。(拍手)
〔国務大臣三塚博君登壇〕