中井洽の発言 (予算委員会)
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○中井委員 お話ですが、二つの点で私は納得がいきません。
一つは、今回報じられましたこの事件は、当時省エネをやかましく言われた時代でありまして、電力各社は重油の使用量が減り始めた時期であります。そして、電力各社の重油の使用というものは、昨今少し入札制度等が取り入れられてまいりましたけれども、極めてパーセントも固定をしている中で、エネ庁の極めて幹部の方が直接電力会社に、三菱石油の重油を購入をしてほしい、こういう依頼をやったわけであります。そして、報じられているところでは二社でありますが、私の調査では、まだ他の電力会社にも要請をした、こういうのが上がってきております。
これを受けて、検察がどういう形でお調べになるかはこれは検察の仕事。しかし、当時エネ庁の幹部がエネ庁の幹部として電力会社に要請をした、そしてその人は泉井からたびたび接待を受けておった、これは明らかなことであります。また、ここにあります例の九四年の泉井の年末のパーティーにも出ておる人でもあります。したがって、通産大臣として、通産当局としてお呼びになってお調べになるのが当然であろう、このように思います。
それからもう一つは、佐藤通産大臣は、商工委員会等の答弁におかれましても、たびたび、OBについてはもう退職しておる、したがって調べない、こういうことを言われました。
しかし、この泉井問題だけでなしに岡光さんの問題も含めて、あるいは大蔵省の不祥事も含めて、すべての役所関係の目を覆うばかりのずさんなモラルの低下の問題は、現職の問題だけではないのだろうと私は思います。現職の官僚の皆さんにいろいろな意見を聞いておりますと、実際、ぐちで、私らの代よりも古い時代はもっとひどかったとか、あるいは古い時代からのつき合いだ、こういう話が出てまいります。
こういうOBに対する調査を、すべての役所がこの間からの綱紀粛正の中で怠ってきたところは、私はおかしいと思っています。退職されたからと言われるけれども、すべての役所は高級官僚の退職先の仕事のお世話をしておるではありませんか。いわゆる天下りということで面倒を見ておるわけであります。また、OBも就職するときにはちゃんと役所へ報告をされているわけでありまして、そういう意味では、役所にもいまだに私はモラル等の監督を担う責任はある、このように思います。
以上二点でお答えを重ねていただきます。