戸田邦司の発言 (運輸委員会)

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○戸田邦司君 今のお話ですが、首都圏空港とかあるいはハブ空港、そういったことがこれからの整備の中心的な課題になっていくのかなという感じがしております。地方空港も相当整備が進んできている、そういうことではないかと思います。
 そこで、公共事業全般について言われていることでありますが、建設費の問題がかなりあちこちで議論されております。土木事業というのは、これは同じような事業が幾つもあるわけじゃなくて一つ一つその状況が違う。建設のタイミングも違う。そういうようなことで一概に議論できないのかもしれませんが、過去の例をずっと見てきても、建設コストが相当大幅に下がったというようなことは余り聞いたことがないわけです。
 全然様相が違う話を持ち出して申しわけありませんが、例えば造船関係などでは、二十八万トンぐらいのVLCCがかつては百二十億ぐらいしていたのが今は八十億を切っている。そういうふうに今三〇%以上のコストダウンが可能になってきている。
 一般的に言いますと、建設のための資材も我が国においては高い。国際比較しましても高いという評価になります。例えば鉄鋼などについても国際的にはまだ相当割高である。為替レートの問題もありますから一概に高いか安いかという比較が当たるかどうかわかりませんが、先日の百二十五円とかああいったところで比較してみても高いということではないかと思います。
 一方で建設のための生産性、こういうことを考えますとなかなか下がってきていない。機械化は相当進んできているというようなことはあるかもしれませんが、そう大幅に下がってきていないという状況のようです。建設の期間も非常に大きな影響があるかと思います。相当短時間の間に集中的に工事を進めるというようなことも一つの方法がと思います。また、発注の問題もあるのかもしれませんが、この空港建設のコスト低減問題については具体的にどういうような対応策があるかお話しいただければと思います。

発言情報

speech_id: 114013830X00919970515_018

発言者: 戸田邦司

speaker_id: 13336

日付: 1997-05-15

院: 参議院

会議名: 運輸委員会