黒野匡彦の発言 (運輸委員会)
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○政府委員(黒野匡彦君) 私ども政府全体の行動指針が出ておりまして、それを踏まえましてことしの四月に運輸関係公共工事コスト縮減対策に関する行動計画というのを策定いたしております。具体的には何をやるかということでございますが、一つの目標といたしまして平成十一年度の末までに一〇%以上のコストを縮減する、これを具体的な目標にまず置かせていただいております。
それで、そのために工事の計画、設計に関しまして、現在の設計基準あるいは積算基準を見直すとか、また比較設計を充実することによりましてより安い設計の方がふえてくるということもねらいたいと思っております。また、資材や使用する機器調達、これにつきましても競争促進を図ってまいりたいと思っております。
さらに、工事発注の効率化等のために、VE方式という方式がございまして、これはバリューエンジニアリングという言葉の頭文字でございますが、私ども発注者が事業者の方々、業者の方々に示す仕様に対しまして、受注者なりあるいは競争に参加しようとされる企業の方から、それならもっとこういうふうにやった方が安いんじゃないんですかとか、こういうやり方もありますよということを逆提案してもらう、そういうのも受けながらやっていくという、これはかなり従来のやり方を決定的に変えることになるかもしれませんけれども、そういう方法についてもチャレンジをしたいと思っております。
ただ、工事の施工という観点からだけでこの一〇%を達成するというのはなかなか制約がございまして、その前の段階といたしまして、資材の生産コストとかあるいは流通の合理化、効率化等によりましてコストを下げる、そういうことも必要かと思っておりまして、それぞれの関係省庁と十分な調整を図りつつ、この一〇%削減という目標を実現したいと思っているところでございます。